2010年8月 9日 (月)

肉親ゆえに助けを求められないこともある・・・紙一重の防波堤は近隣の声掛け

大阪のマンションでの2児の放置死亡事件、本当に胸が痛みます。
かわいそうでニュースを直視できませんでした。

自分のマンションの隣でそんなことが起こったら・・・と思うと、とても住み続けられない気がします。
児童相談所に通報しながら、助けられなかった近隣の女性の涙が忘れられません。

母親の心の闇は簡単に論じられるものではありません。
しかし、間違いなく、深い孤独は時として人の心を狂わせます。

厳しい環境で働きながら誰にも助けてもらえず一人で子育てしている母親の精神状態は、
ぎりぎりのところにあります。

事件を起こすかどうかは紙一重だという声もありました。
近隣の人のちょっとした声掛けが、その紙一重の防波堤にもなるのです。

肉親というのは実は複雑です。
親しいからこそ、感情が行き違っていて、助けを求められないという現状はよくあることです。
自分を振り返ってもそういうことがありした。

安心したい一心で「だいじょうぶか、だいじょうぶか」と聞いてくる母親に、いっしょうけんめい「だいじょうぶよ」と安心させて、
電話を切った後の孤独感と疲れ・・・って今でもリアルに思い出します。
自分が未熟ゆえのことだと今では思いますが、
そのときは、親のことを本当jに思いやる心の余裕がなく、親の心配からとにかく逃れたかった自分がいます。

親だからいつでも誰でもSOSを暖かく受け止め助けてくれるとは限らないのです。
親子だから傷付けあってしまうということもあります。

そんなとき、助けになるのは、ごく普通の隣人です。ちょっと声をかけてくれる近所のやさしい人の存在が大きいのです。
自分や子供たちの存在を気にかけてくれている人がいるということが大きいのです。

私が、いろいろなことがあった中で、2人の子供を育てながら、仕事を続けて、概ね明るく生きてこられたのも、
周りの人の目に見えない手助けあってのことと改めて思います。

マンションは、ほんとうに私にとってありがたい住まい方でした。
だから、今、私は、感謝を込めて恩返しをしたいのかもしれません。

その当時より、構造的にも、人との関係性においても、つながりが持ちにくくなっているマンションで、
今も肉親との縁が切れ近隣ともつながらず、紙一重の孤独を抱いている人をなくしたいと


それは、決して他人事ではないのです。

2010年7月29日 (木)

がんばっている役員に無関心はやめて、まずは感謝しよう!

管理組合活動に無関心の人間をどうするかが一番の課題だ!
 どうすれば無関心をなくせるか。。。

よく聞かれる質問です。厳しい表情の理事長との間でこんな会話がありました。

無関心って、どんなことが具体的に困るんですか?
総会にも出てこないし、出てくれば来たで、自分が何もしないのに文句ばかり言う。

総会に出ない人がいることがそんなに問題?委任状ではダメ?
役員に任せっぱなしで委任状を出せばいいというもんじゃない!

じゃあ、全員が総会に出てきて、自由に意見を言うのが理想?
自由に・・・っていったって、何も分かっていないのに、文句ばかり言うのはおかしい!

では、理事長が望むのは、具体的にどんな状況?
  (総会に出てくるが、反対の意見は言うな・・・ということ?)
   ・・・・・・・・・・・・
  私はいいんだ。無関心だって。
  だが、理事たちが、何で自分たちだけがやらなくちゃならないんだ、
  何で文句を言われなくちゃならないんだと。。。
  それをなだめるのがたいへんなんだ。

そうですよね。理事長はたいへんですよね。
  理事もなだめながら、文句もおさめ、やることやらなくちゃならないんですものね。
  こんなにいろいろな仕事をしていることを知らないで、委任状一枚で無反応だったり、
  いきなり文句を言われたら、腹も立ちますよね。

  いきなり文句を言う前に、「1年間役員本当にご苦労様でした」って
  理事さんに花束贈呈ぐらいあってもいいってもいいな~って私いつも思うんですよ。

ここでようやく理事長の表情が緩みました。

理事長が言いたかったのは、何が何でも総会に出ろということでも、
総会で自由に発言するなということでもなく、

自分たちがこんなに苦労してがんばっていることをちゃんと見て評価してよ。
そして、仕事をしてくれた理事たちに「ご苦労様、ありがとう」ぐらい言ってよ!

ということなんですよね。

「マンション管理の無関心」と問題にする裏には、

「がんばっている私たちに無関心でいないで」という理事さんたちの隠れた思いがあるように感じることが多いです。
ご本人たちはそうは自覚されていないでしょうけど(*^-^)

何も管理組合の仕事をしていなくとも、区分所有者には
総会で意見を言う権利があるのはもちろんですが、
その前に、役員さんたちの苦労に思いをはせ、まずは感謝しましょう。
たとえ、自分の意に沿わないことがあったとしても。。。。

誰かがやらなくてはならない地道な仕事をやってもらって、
初めて開かれる総会ですし、だからこそ言える意見なんですから。。。

総会に出席できない方も、委任状にぜひメッセージを!

一年間、役員ご苦労様でした。感謝しています。

この一言がどれもど役員たちの気持ちを緩ませることでしょうか

2010年7月22日 (木)

ミッションに燃えて熱く進もう、道は開ける

設立記念フォーラムが大成功で終了

HPも本格オープン

さあ、コラムを再開です

4月15日の設立からの3ヶ月が走馬燈のようによみがえり、

たくさんの方への感謝で胸が熱くなります

「人」ってすばらしい、

その「人」と「人」との「つながり」はさらにすばらしい、

自らがそれを実感できたことに改めて感謝です

「感動」は人生の何よりのエネルギーだといいます。

最近、「感動」することが少なくなっていた私ですが、

今年、会を立ち上げようと動き出した時から、

「感動」で胸がいっぱいになることが頻繁です。

現実の世界の「感動」は、どんな名作映画より、どんな名著より

胸を熱くするものですね。

しかも行動し続けている限り持続する(笑)

何か行動すると、様々な反応がありますし、

解決しなければならない課題も必ずついてきます。

それが心にあってか、フォーラムの翌日、

素直な「感動」が溢れてこない私の目に飛び込んできたのが、

スマイルズの「品性論」。

私の本棚の何百冊かの本の中で、

なぜかこの本が気になって手にとりました。

表題の「ミッションに燃えて熱く進もう、道は開ける」は、

その中の言葉です。

良心にしたがって、

ミッション(使命感)に突き動かされて生きてこそ、

人間はこの世に生きている意味がある。

熱き思いを持って、目の前のどんな小さなことも、

ミッション達成に必要なことはいとわず全力で行動する。

そうするとかならず道は開ける。

この本から、私はまた元気をもらいました

未来を心配したり、あれこれ過去を思い返して反省したり、

自己弁護する暇があったら、一つでも行動しよう!と。。。

ということで、あれこれ考えたり、

インターネットが通じない(なぜかフォーラム翌日から不調です!なぜ~!!)

仕事がつまっている等自分に言い訳しないで(笑)、

コラム再開です。

2010年4月 5日 (月)

「無縁社会」を思う

昨年暮れNHKで放送された「無縁社会」が大きな反響を呼んでいるようです。
3日にその続編が放送されました。

男性の3人に1人、女性の4人に1人が生涯独身という時代に突入しています。
ライフスタイルとして独身を選択するというだけでなく、経済的に不安定な状況で
結婚できない人が急増しているのです。

経済的に不安定な状況、将来の見えない状況は、周りとつながる余裕も、
人とつながる自信も奪ってしまいます。
人とつながれないから、人に助けてともいえない、それがさらに人を孤独に追い込む。
30代、40代の人が、このままでは、自分も無縁死しかない・・・と
つぶやくという状況は、
自己責任だからと済ませれるものではありません。

マンションに暮らす人は、あらゆる意味で、恵まれている状況です。
そのマンションで、そんな気持の人をほっておかない・・・まずそこからでも始めたいと
改めて思いました。

人は人とつながることで、自分がこの世に生きている意味を確認できる・・・
神様がそう人間を作ったのですから。

できることから、始めよう!

2010年4月 4日 (日)

ゆる~くてほっかほかの新しいマンションコミュニティへ

こんにちは

マンションコミュニティ研究会のコラムです。


都会の地域社会の中で、
自分のことだけ考えて生きていけるという偏った自由と引き換えに
引き受けざるを得ない「孤立」「孤独」「不安」・・・・

それが、多くの人の心に、地域社会に
ひずみをもたらしている現状を私たちは肌で感じます。

でも、昔の濃い地縁血縁社会がよかった、そこに戻ろうという声を聞くと、
それはちょっとちがうだろうと思うのです。

昔の濃い地縁血縁社会が、暖かく、安心な社会であったという記憶と共に、
しがらみや価値観の狭い枠にしばられ、個人が自由に生きにくかったという記憶も
私たちの中に歴然と残っているのです。

私たちは、個人が自分のライフスタイルを大切にしながら、
でも、共に同じマンションで暮らすことになったご縁をたいせつに、
ちょとした心を周囲に配りあうことで、

ゆる~く、でも芯はほっかほか・・・「ゆるほか」で、
いざというときは、助け合える関係だと思える

そんな、新しい都市型のコミュニティを、
新しい「き・ず・な」を、
築けないだろうかと行動を始めました。


これからも、いろいろな発信をしていきますので、
どうぞよろしくm(_ _)m